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スマホ片手に武漢でボランティア活動続けるフランス人 湖北省武漢

人民網日本語版 2020年03月10日15:43
スマホ片手に武漢でボランティア活動続けるフランス人 湖北省武漢

新型コロナウイルス感染による予防・抑制作業が続くなか、ボランティアの人々は白衣の戦士にとって強力な助っ人となり、武漢という都市の機能を維持するために、日夜奔走している。このボランティアの中に、ひときわ目立つ人がいる。仏リヨン出身のフレッドさん(54)だ。8年前に妻と共に湖北省武漢にやって来たフレッドさんは、かつて武漢理工大学でフランス語を教えていたこともある。人民日報アプリが伝えた。

1月26日、病院やコミュニティに物資を輸送する仕事するボランティアのチームに参加しないかと友人から誘われたフレッドさんは、軍人出身だったこともあり、迷わず快諾して、ボランティアチームの一員となった。

その後1ヶ月以上にわたり、彼は自分の車を使い、消毒水・ゴム手袋・防護服を病院に送り届けた。また、コミュニティに野菜や生活用品を運び、走行距離は約600キロメートルに上った。

言葉が通じないことから、フレッドさんは常にスマホを手に持ち、見知らぬ人と意思疎通をする時には、通訳アプリを立ち上げ、フランス語を入力して中国語に変換している。

仏政府は1月末に武漢に住むフランス人を撤退させ始めたが、フレッドさんと家族は武漢に留まり続けている。

フレッドさんは、「皆が、医療関係者のために防護用品・医療用物資・食物などを運んでいる。医療関係者は、決して自分たちだけで『ウイルスと闘って』いる訳ではない。彼らの背後には、全ての中国人がいて、彼らを支援している。武漢の士気は最高に高まっている!」とした。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年3月10日

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