16日の米ニューヨーク株式市場は大幅に下落して始まり、S&P500指数が7％下落して、今月3回目のサーキットブレーカーが発動し、取引は15分間停止した。新華社が伝えた。
当日午前9時45日の時点でダウ工業株平均は2250.46ドル下落して下げ幅は9.71％となり、S&P500は220.55ポイント下落して下げ幅は8.14％、ナスダック総合指数は482.15ポイント下落して下げ幅は6.12％だった。
取引が再開しても3大指数は下落を続け、一時は下げ幅がダウ平均は12.07％、S&P500は11.41％、ナスダックは11.72％に達した。
米連邦準備制度理事会（FRB）が15日に1.00％の緊急利下げを発表し、株価指数先物が大幅に下落し、5％の値幅制限に達した。
市場関係者は、「FRBが金融市場の緊張ムードを緩和しようとしているが、期待と逆の結果になり、投資家の新型コロナウイルスによる肺炎への懸念が経済危機が起こるかもしれないというパニック心理に変わる可能性が高い」との見方を示す。（編集KS）
「人民網日本語版」2020年3月17日
