バングラデシュで新型コロナウイルスの感染が発生し、感染対策の非常に厳しい状況を迎えている。在バングラデシュ中国大使館と上海市外事弁公室は8日午後、新型コロナウイルス感染対策Web会議を共同開催した。上海新型肺炎治療専門家チーム長を務める復旦大学付属華山病院感染科科長の張文宏氏が会議に出席した。
会議の席上、バングラデシュ側からは「新型コロナウイルスの感染力はどのぐらいあるか。ウイルスは1人から2−3人に感染し、実際にはその他の感染症を大きく下回ると聞いている。それならば感染力が弱いのに、これほど急速に感染が拡大するのはなぜか」という質問があった。
張氏は「当初は感染力が1人から2−3人と判断されていたが、現在は3−4人であることが分かっている。個人的には4人に近いと考えている」と説明した。
なぜこれほど急激に感染が拡大しているのだろうか。張氏は「新型コロナウイルスの無症状感染者は36−38%の割合だ。これらの感染者による感染も非常に深刻だ。しかも新型コロナウイルスの潜伏期間は1−14日で、感染が非常に広がりやすくなっている」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月9日
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