中国生態環境部(省)が14日に発表した今年3月の中国重点都市の大気の質ランキングのワースト3位は、■博(■はさんずいに緇のつくり)、棗荘、石家荘だった。中国新聞社が報じた。
同部は14日、メディアに対して、今年3月と、1-3月期の中国全土の環境大気質の状況を発表した。今年3月、中国全土の337の地級以上の都市の大気の質が「優良」だった日数の割合は平均93.5%だった。微小粒子状物質・PM2.5の濃度は前年同期比22%減の1立方メートルあたり32マイクログラムだった。今年1‐3月期を見ると、中国全土の337の地級以上の都市の大気の質が「優良」だった日数の割合は平均83.5%で、120都市が環境大気質の基準をクリアした。前年同期比より24都市多く、PM2.5の濃度は前年同期比14.8%減の1立方メートルあたりの46マイクログラムだった。
3月、中国の168重点都市を見ると、■博、棗荘、石家荘、太原、安陽、焦作、臨沂、陽泉、唐山、▲台(▲は刑のへんにおおざと)の大気の質が比較的悪かった。一方、拉薩(ラサ)、海口、舟山、中山、惠州、麗水、深セン、張家口、珠海、南寧、黄山などの都市の大気の質は良かった。
北京市だけを見ると、3月、大気の質が「優良」だった日の割合は90.3%で、PM2.5濃度は前年同期比32.7%減の1立方メートルあたり35マイクログラムだった。1‐3月期を見ると、大気の質が「優良」だった日の割合は81.3%、PM2.5の濃度は1立方メートルあたり52マイクログラムで、前年同期と比べて横ばいだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年4月15日