飛行機で感染のリスクはどれぐらいあるか? その対策法は?

人民網日本語版 2020年04月15日14:45

モスクワ発上海行きのアエロフロート・ロシア航空SU208便で10日、多くの新型コロナウイルス肺炎の感染者が発生した。この乗客204人の便の感染確定者は13日現在、すでに60人にのぼっている。この状況により、海外にいる多くの中国人は焦りを覚えている。帰国便に搭乗するリスクはどの程度だろうか。帰国する場合、飛行機でどのような自己防護を行えばいいだろうか。環球時報が伝えた。

帰国便内の感染確定者は搭乗前に感染していたのか、あるいは十数時間の長いフライトにより機内の密閉された環境で感染したのだろうか、という疑問を多くの人が抱いている。武漢大学医学ウイルス研究所の楊占秋所長は14日取材に対し、「飛行機で見つかった多くの感染者は、搭乗前に感染していたはずだ。乗客が機内で感染した可能性を否定できないが、これほど急には発症しない。一般的には24−72時間後に発症するため、これらの乗客は搭乗前に感染していたはずだ。SU208便の旅客の記憶もこれを裏付けている。モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港から出発した際に、スタッフは旅客の体温を測定せず、健康状況に関する質問をせず、またその他の検疫措置を講じなかった。離陸前に機内の乗客の中には咳の症状が見られる乗客がいた」と述べた。

さまざまな理由により民間機で帰国しなければならない場合、乗客はいかに自己防護を行うべきだろうか。楊氏は、「まず飛行機でマスクを着用し、機内の共用品に触れない。機内で提供される食器は消毒済みで十分に安全だ。しかし機内の共用品、例えば前の座席のディスプレイのボタンはなるべく触れず、触れた場合も直ちに手の消毒を行う。前の便に感染者がいてこれらの部分に触れ、そして交替時間が24時間以内である場合、健常者がこれに触れれば感染する可能性があるからだ。そのため乗客は搭乗する前に消毒シートを用意することが望ましい」と指摘した。

飛行機での感染を防止するため、最近多くの帰国者が全身をしっかり包んでいる。防護服、マスクとゴーグルを着用し、さらには移動中に何も口にせずトイレにも行かない。防護服が空気を通さないに加えて長時間何も口にしないため、多くの人が飛行機を出ると虚脱に近い状態になる。

楊氏は「こうする必要はないが、心理的な効果はある。飛行機、特に国際便は飛行時間が長く空間も狭いため、患者が咳でウイルスを排出した場合、他の人の呼吸器に入るリスクがある。そのため搭乗中はマスクを着用しなければならない。しかし十数時間にわたり防護服とマスクを着用し、何も口にしないのは、正常な人にとっては不適切なやり方となり、健康を損ねる。特に長時間水を飲まないのは良くない。時間帯をずらして飲食するべきだ。他人が食べ終わるのを待ってから食べると比較的安全だ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年4月15日

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