セルビアに中国の「火眼」実験室、契約から完成まで12日間

人民網日本語版 2020年04月23日10:24

セルビア政府が華大基因に設計・建設を委託した、ベオグラード「火眼」国家実験室の落成式が現地時間20日、セルビア国立臨床センターで行われた。セルビアのブルナビッチ首相、ロンチャル保健大臣、ベオグラードのラドイチッチ市長、中国の陳波・駐セルビア大使、中国政府セルビア派遣医療チーム、華大基因セルビア派遣活動チームなどが実験室の除幕を行った。科技日報が伝えた。

同実験室は華大基因が欧州で初めて全面的に建設を請け負う「火眼」実験室だ。すべての設備及び試薬が中国から輸送される。4月8日の契約からわずか12日、4月15日に第1弾の設備が到着してからわずか5日で完成した。両国は「火眼」病原分子検査国家実験室(ベオグラード)と命名した。

セルビア政府と華大基因は4月8日、協力協定に署名した。前者は後者に2つの「火眼」ウイルス検査実験室の建設を委託した。首都ベオグラードに位置する実験室には、マンモス基金会、テンセント社、華大集団創業者がセルビア政府にコア設備を寄贈する。南部の都市ニシュに位置する実験室は、紫金鉱業がセルビア政府に資金を提供し建設する。完成後の検査能力は合計で、1日あたり3000人分に達する。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年4月23日

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