新型コロナウイルス肺炎の中国に関するデマとその真相(上) (4)

人民網日本語版 2020年04月26日15:01

【デマ4】中国は長期間にわたって新型コロナウイルス感染拡大の真相を隠蔽し、そのせいで世界的な感染拡大という事態を招いた。

【真相】中国は迅速に自国民と世界の人々に感染状況を知らせ、最も短い期間で最も厳格な予防・抑制措置を講じ、世界の他の地域が感染症対策に備えるために少なくとも6週間の時間を稼いだ。

△ 中国は極めて早い時期にWHOへの新たな感染症発生報告義務を履行していた。

Ø 2019年12月31日、中国はWHOの中国事務所に武漢で発生した原因不明の肺炎の状況を報告。

Ø 2020年1月3日から、中国はWHOと、米国を含む関係国、中国香港・澳門(マカオ)・台湾地区に対し迅速かつ自発的に感染状況関連情報を定期的に報告。

Ø 2020年1月8日、国家衛生健康委員会専門家評価グループが、新型コロナウイルスが今回の肺炎の病原であるとひとまず確定。

Ø 1月12日、中国はWHOに新型コロナウイルス遺伝子配列情報を提出。世界のインフルエンザウイルス遺伝子データベース(GISAID)上で新型コロナウイルス5株の完全な遺伝子配列を発表し、世界的に共有。

Ø 1月16日、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)診断式試薬の最適化を完了。

Ø 1月20日、国家衛生健康委員会ハイレベル専門家グループが、確かな疫学研究に基づき、新型コロナウイルスのヒト・ヒト感染が裏付けられたと発表。

WHOは4月8日、その公式ウェブサイトで上記のタイムラインを確認した。

(編集AK)

「人民網日本語版」2020年4月26日

新型コロナウイルス肺炎の中国に関するデマとその真相(下)

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