メーデー連休 中国人の金と時間はどこで使われたか? (2)

人民網日本語版 2020年05月07日09:21

今回の連休には、外出で近場旅行を選ぶ人が多かった。旅行プラットフォーム「飛猪」(フリギー)のデータをみると、全国の観光客がたくさん出発する都市とたくさん訪れる都市とは重なり合うことが多く、上海、杭州、成都はたくさんの人が出発するとともにたくさんの人が訪れる場所になった。

連休期間中、全国のほとんどの観光スポットが予約制で観光客を受け入れると同時に、観光客の人数制限や分散などの措置を取り、観光客が殺到しないように手を打った。データによると、4月30日午後から夜にかけて高速道路の通行量はピークに達し、その後、5月1日の高速道路の渋滞距離は前年同期比11.6%縮まり、渋滞のピークは午前10-12時に訪れた。2日から4日にかけては全体として落ち着いた道路状況で、3日と4日の午後4-6時に小さな渋滞が起こる程度だった。

感染症が終息に向かう最初の連休中の外出では、人々の安全と衛生の意識が明らかに高まった。同報告によれば、連休の最初の3日間に、天猫プラットフォームのマスク販売量は同567%増加し、消毒用品は同126%増加し、売れ行きのよかった商品は除菌ウェットティッシュ、除菌ハンドソープ、水の不要な消毒液などだった。

すべてが加速的に回復しつつある。同報告によると、5月1-3日だけで100を超えるブランドが天猫に新たに出店した。菜鳥網絡のデータでは、この3日間に全国の手切り族(ネット通販で過剰な衝動買いをしてしまう人々)が生み出した物流受注量は同45%増加した。支付宝(アリペイ)のデータでは、連休期間に全国のナイトタイムエコノミーの回復率は90%に達し、連休の最初の3日間の売上高は清明節連休に比べて30%増加した。また夜間に出かけて消費した多くのユーザーが、政府の発行した消費券を使用した。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年5月6日

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