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宣紙の伝統製法が受け継がれている安徽省涇県

人民網日本語版 2020年05月19日14:31
宣紙の伝統製法が受け継がれている安徽省涇県
早朝、宣紙の原料であるワラやセイタンの樹皮などを天日干しするために、山の斜面を登る安徽省涇県の宣紙工場の作業員。

一千年以上の歴史を誇る宣紙(本画仙紙)は、腐りにくく、変色せず、虫食いも少なく、非常に長持ちするため、「中国の宝」、「紙寿千年」など称されている。新華網が報じた。

宣紙の伝統的な製法は、2006年に中国の第一陣の国家級無形文化遺産リストに登録され、2009年には、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」にも登録された。

宣紙の発祥の地である安徽省涇県では、生産が最も盛んだった明・清の時代の製法がずっと受け継がれ、今でも紙漉、天日干し、裁断などの100以上の工程を手作業で行っている。その製作には少なくとも1年を要する。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年5月19日

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