南京郵電大学大学院2020年度卒業式・学位授与式。(同校の微信公式アカウント画面のスクリーンショット)。
南京郵電大学大学院卒業生がこのほど、ロボットを代理人にして、学位を受け取り、角帽のタッセルの位置を移動させる卒業式に出席し、話題となっている。同校の微信(WeChat)公式アカウントによると、学生ロボット革新チームが、ロボットを使い、同校大学院卒業生10人のために、式会場で学位を授与するサポートをした。南方都市報が報じた。
オンラインに投稿された話題の動画には、南京郵電大学大学院2020年度卒業式・学位授与式において、アカデミックガウンと角帽を着用した2体のロボットが順に式台に上がった。ロボットは、角帽のタッセルの位置を移動させる(卒業前は帽子の右側、卒業後は左側へ移動)セレモニーを受け、学長が学位をロボットに手渡した。2体のロボットは、実物の人間とほぼ同じ背丈で、顔の部分に取り付けられた画面には、リモート出席した卒業生の顔が写っている。この動画が投稿されると、数多くのネットユーザーの間で話題となり賞賛の声が上がり、「面白くて素晴らしい」といったコメントが寄せられた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年5月25日