WHO健康危機管理プログラム責任者のマリア・ファン・ケルクホーフェ氏(資料提供・WHO)。
世界保健機関(WHO)は現地時間20日、新型コロナウイルス感染症に関する定例記者会見を開いた。記者会見において、WHO健康危機管理プログラム責任者のマリア・ファン・ケルクホーフェ氏は、「現在、120種類以上の新型コロナウイルスワクチンの開発が進められている。実際の数量はそれよりさらに多いとみられており、そのうちの一部は臨床試験段階に入っている」とした。同氏は、「ワクチンの研究開発に近道はない。安全で有効な基準に基づき、いかなるステップも省略することは許されない」と強調した。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年5月21日