2020两会

一般高校で労働が必修に、独・仏・スペイン語も追加 教育部が発表

人民網日本語版 2020年06月04日14:31

教育部(省)は3日、最新の普通高校カリキュラム案を発表した。中央テレビニュースが伝えた。

新たに改訂された案では、今後、普通高校ではこれまでのカリキュラムのほかに労働の授業を新設し、履修単位は6単位で、必修となっている。そのうちボランティアサービスが2単位で、課外時間に行い、3年間に40時間以上行うとしている。体育と保健の必修内容については、高校3年間も継続して授業を行わなければならない。

同時に、改訂案では外国語の種類を調整し、英語と日本語、ロシア語のほかにも、ドイツ語とフランス語、スペイン語を新設。学校が自主的に第1外国語の種類を選択することとし、また条件を整えて第2外国語を新設することを奨励している。

しかも、新案では各カリキュラムの機能的な位置づけをさらに明確化し、中国大学統一入学試験の総合改革とリンクさせている。必修カリキュラムは、生徒の全面的発展の必要に応じて設定するもので、全員が履修し、試験を受ける。選択必修カリキュラムは、生徒の個性を伸ばすことと進学時の試験の必要性に応じて設定するもので、いくつかの中から選択して履修し、履修カリキュラムの試験を受ける。選択カリキュラムは、学校が実際状況に応じて統一的に計画して設置し、生徒が自発的に選択して履修するもので、履修しても試験を受けないか、予備試験を受けて生徒の就職や大学進学時の参考とする。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年6月4日

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