スイスのUBSグループの汪濤アジア経済研究主幹兼チーフ中国エコノミストは、「中国の第2四半期(4-6月)の国内総生産(GDP)成長率の反転上昇幅が予想を上回ったことを考えて、通年のGDPの実質増加率をこれまでの1.5%から2.5%に上方修正した」と述べた。
経済活動の大部分がほぼ常態に戻り、経済は全体としてさらに回復するものと期待されるが、第3四半期(7-9月)と第4四半期(10-12月)のGDP前期比増加率は目に見えて低下する可能性がある。これと同時に、最近の南方での水害の影響と経済全体の反転上昇ぶりが予想を上回ったことから、UBSは今年の消費者物価指数(CPI)上昇率の予測を2.5%に、来年のCPI上昇率予測を2.1%に、それぞれ小幅に上方修正した。
一方で汪氏は、「中国国内の消費がプラス成長に転じ、不動産とインフラ建設投資が引き続き安定を維持するにつれて、たとえ前期比の増加率が大幅に鈍化したとしても、下半期のGDP実質増加率は年率換算で5.5%から6%に戻る可能性がある」と補足した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月28日
20分間のにらみ合い!アムールトラに遭遇したタクシー運転手…
「長江2020年第2号洪水」が17日に長江上流で発生
香港ディズニー、営業再開から1ヶ月も経たないうちに再び休園へ
三峡ダム、5回にわたり放流量低減で洪水対応
国家電影局、「低リスク地域の映画館、20日より秩序立てて営…
水利部、長江主流の中流地域の水位が再上昇との見通し