中国国家林業・草原局は14日の取材に対して、国家公園体制のテスト事業が順調に進展していることを明らかにした。同局は現在、第三者が国家公園体制の試行地10ヶ所のミッション遂行状況を評価し、検査を行うよう計画している。評価、検査は10月末までに終了し、年末には国家公園を正式に設立する提案リストが提出される見込みだ。人民日報が報じた。
中国は2015年に、国家公園体制テスト事業を開始し、現在は、東北虎豹、祁連山、大熊猫、三江源、海南熱帯雨林、武夷山、神農架、普達措、銭江源、南山の10ヶ所を、国家公園体制の試行地として同事業を展開している。試行地は、12省が関係し、総面積は22万平方キロ以上と、中国の国土面積の2.3%を占めている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月15日