成渝旅客専用線が中国初の高速鉄道回数券発売

二等座席は最大乗車回数60回で6028元

人民網日本語版 2020年12月25日16:20

朝晩のラッシュ時間帯の渋滞に巻き込まれた時に車に乗っているのと同じくらいの時間さえあれば、今や四川省成都市から高速鉄道で、火鍋を食べに隣の重慶市に行くことができるようになった。24日午前9時15分、列車G8607号が成都東駅を出発。午前10時17分に、重慶沙坪■駅(■は土へんに覇)に到着した。その所要時間はわずか62分。成都と重慶を結ぶ・成渝旅客専用線で、初めて同路線に高速列車・復興号が導入され、スピードアップを実現している。川観新聞が報じた。

写真でそんな高速列車の運行している様子を見てみよう↓↓↓

成渝旅客専用線は、中国の高速鉄道網「八縦八横」のメインルートのうち、長江沿いのルートの重要な部分を占めている。また、「成渝(成都・重慶)地区双城経済圏」の都市間鉄道網の主骨格を担い、その全長は299.8キロ。

成都―重慶がわずか1時間に

高速鉄道の「路線バス化」運営を実現させている。中国鉄路成都局集団公司はこのほど、成渝旅客専用線の回数券を打ち出したのだ。高速鉄道の回数券が打ち出されるのは、中国で初めてのことだ。主に、通勤のために平日に特定の区間を繰り返し乗車する乗客を対象として発行される。有効期間は30日間で、最大60回乗車することができる。成渝旅客専用線が運行し、購入時に指定した経路内、ランクの席を利用でき、最大で4割引きとなる。

成渝旅客専用線が中国初の高速鉄道回数券を発売、二等席は6028元/60回。

鉄道サイト12306を見ると、回数券はすでに発売されており、有効期限30日、最大乗車回数60回で、料金は一等席が9636元(1元は約15.9円)、二等席は6028元となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年12月25日

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