市場研究機関のIDCと浪潮集団がこのほど共同発表した「2020−21年中国人工知能計算力発展評価報告書」によると、人工知能(AI)は世界のIT産業の中で最も発展が目覚ましい新興技術応用の一つだ。一方、中国のAIインフラ(サーバー、ストレージ、ネットワーク設備を含む)の市場規模は今年、前年比26.8%増の39億3000万ドルにのぼった。中国科学報が伝えた。
同報告書によると、中国のAIの全体的な市場規模は2019−24年に年平均30.4%の複合成長率を維持し、24年には172億2000万ドルにのぼる見通しだ。
これは世界のAI計算力において中国が占める割合が3割近くになることを意味する。
同報告書はさらに、今年の中国AI都市ランキングを発表した。1−5位は順に北京、深セン、杭州、上海、重慶。6−10位は順に広州、合肥、蘇州、西安、南京。昨年と比べると、深センが杭州を追い抜き2位に浮上し、重慶がトップ先頭集団入りを果たした。西安は南京を追い抜き9位に浮上した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月25日