モフモフの「クマの手」でコーヒーを渡すカフェが新店舗をオープン 上海

人民網日本語版 2021年01月20日16:37

上海市の永康路68号にあり、モフモフの「クマの手」が壁の穴からコーヒーを手渡ししてくれることでネット上で大きな話題となったカフェを覚えているだろうか?今週末、同カフェの新店舗が浦東でオープンする。澎湃新聞が報じた。

この店では、グレーのコンクリート壁に開けられた穴から、クマの手が伸びてきて、客にコーヒーを手渡してくれる。アイデアがユニークであるほか、バリスタが聴覚障碍者であることもあり、12月初めにオープンして以来、店は瞬く間にネット上で大人気となった。

1月19日の取材に対し、同店関係者は「オープンからわずか1ヶ月の間に、各方面からサポートを受けた。2020年年末、さらに店舗を開くために、親切な企業がテナント料を安くしてくれた。また、上海市人力資源・社会保障局が、上海市技師協会、コーヒー専門委員会の専門家と連絡を取り、店で品質管理やバリスタのスキルの専門研修をしてくれた。業界で最高の技術的サポートを提供してもらった」と語った。

援助の手が差し伸べられたおかげで、今年春節(旧正月、今年は2月12日)までに4店舗をオープンできる計画だ。1月12日、上海市残疾人(身体障碍者)聯合会のサポートの下、同店は新店舗のスタッフ募集説明会を開催した。

そして今週末、浦東の新店舗がオープンする。新店舗は陸家嘴浦城路の「世茂浜江52+」にあり、面積は1号店と同じわずか20~30平方メートルほど。1号店と同じく「店の入り口のドア」がなく、壁に3つの穴が開けられており、そこからコーヒーが手渡される。新店舗のスタッフの半数以上は身体障碍者だという。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年1月20日

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