初の中国産水素燃料電池ハイブリッド機関車がラインオフ

初の中国産水素燃料電池ハイブリッド機関車が27日、中国中車大同電力機車有限公司でラインオフした。これは中国の水素エネルギーの鉄道機関車分野における産業応用の最新の成果で、中国の水素エネルギー利用技術に鍵となる進展を取得し、中国鉄道機関車装備が世界水素エネルギー技術の先端を行っていることを意味する。科技日報が伝えた。

同社副社長兼チーフエンジニアの趙明元氏によると、この機関車の設計速度は80km/hで、連続出力は700kW、水素フル充填時の1両の連続運行時間は24.5時間。平坦な直線の線路における最大牽引荷重は5000トン以上。

中国科学院院士で、西南交通大学首席教授の翟婉明氏は「この燃焼せずにエネルギーを得る方法は安全で信頼性が高い。運行中の騒音が小さく、低コストで、メンテナンスしやすい。その上、排出物は水のみで、炭素と汚染物質のゼロエミッションを完全に実現している」と述べた。（編集YF）

「人民網日本語版」2021年1月28日