昼は北京で羊肉のしゃぶしゃぶ 夜はハルビンでBBQ!京哈高速鉄道が全線開通

人民網日本語版 2021年01月22日18:17

北京と黒竜江省哈爾浜(ハルビン)を結ぶ高速鉄道の北京‐承徳区間が22日、正式に開通した。これにより、京哈高速鉄道は全線が開通したことになる。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

北京‐瀋陽が2時間半 北京‐ハルビンが5時間 「チャイナ・スピード」に仲間入り

南の北京市朝陽区と北のハルビン市を結ぶ京哈高速鉄道は全長1198キロで、設計速度は350キロ。今後、北京と遼寧省瀋陽が最速で2時間44分、北京とハルビンが4時間52分で結ばれるようになる。

北京朝陽駅の待合ホール(撮影・鄂智超)。

京哈高速鉄道の北京‐承徳区間で最近、寒冷地仕様の高速列車CR400AF-G型復興号のテスト走行が行われた。

同列車の設計速度は350キロで、高速鉄道ファミリーの中では、極端に低い気温や雪、凍結などにも耐えることができる仕様となっており、零下40度の極寒地でも正常に走行することを可能にしている。

寒冷地仕様の高速列車CR400AF-G型復興号(撮影・鄂智超)。

車内の様子(撮影・鄂智超)。

初期の運行速度は300キロ

京哈高速鉄道の北京‐承徳区間の開通初日、列車11往復が運行。その後は毎日12往復が運行されており、初期の運行速度は300キロとなっている。また、新型コロナ対策を常態化し、各種措置が徹底して講じられている。

車内の消毒作業をする乗務員(撮影・鄂智超)。

北京‐承徳区間が開通し、中国東北地方と華北地方の人々の往来が非常に便利になったほか、鉄道の貨物輸送能力もさらに活用することができるようになった。また、渤海地区周辺と東北の工業拠点の繋がりがより密接になり、地域経済や社会発展の促進、北京市・天津市・河北省の協同発展、東北の振興戦略実施などの面において非常に重要な意義を帯びている。

北京‐ハルビン間の最安値は550.5元

今月21日午前10時、鉄道当局は、京哈高速鉄道・北京‐承徳区間のチケット販売を開始した。プラットフォーム・12306を見ると、北京‐ハルビン間の最安値は550.5元(1元は約16円)で、近日中のチケットはまだ十分空席がある状況だ。

(画像は中国鉄路ハルビン局が提供)

京哈高速鉄道の北京市内の駅は朝陽駅、順義西駅、懐柔南駅、密雲駅の4駅。朝陽駅から順義西駅までの所要時間は17分で、二等席の料金は最安で12元、朝陽駅から懐柔南駅までの所要時間は22分で、二等席の料金は最安で19元、朝陽駅から密雲駅までの所要時間は26分で、二等席の料金は最安で32元となっている。

密雲駅に停車している高速列車(撮影・鄂智超)。

北京の朝陽駅から瀋陽の各駅(瀋陽駅、瀋陽北駅、瀋陽南駅)までの二等席の料金は最安で338元、最高で347元、長春駅までの二等席の料金は481.5元、ハルビン西駅までの二等席の料金は最安で550.5元、最高で584.5元となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年1月22日

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