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中国水利部(省)によると、弛まぬ努力を通じて、南方地域の水を北方地域に送り、慢性的な水不足を解消するプロジェクト「南水北調」の東線、中央線を通して、2020年度、累計で94億6300万立方メートルの水が調整され、水供給の任務を成し遂げた。プロジェクトは安全、かつ安定して運用され、設備・施設は正常に稼働し、水質も安定して基準に達している。南水北調プロジェクトが正式に通水して以来、累計で400億立方メートル以上の水が調整され、1億人以上の人々に安全な飲料水を提供しているほか、沿線地域の経済・社会の発展を促進し、華北地域の地下水の過剰なくみ上げ改善、沿線の生体環境改善などの面でも多大に寄与している。人民日報が報じた。
現在、中央線の雄安ダムの工事が昨年末に始まったほか、河南省の観音寺ダムの前期業務も秩序立てて進められている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年2月8日