工業・情報化部(省)はこのほど今年第1四半期(1-3月)の中国通信産業の経済運営状況を発表した。関連データによると、同期には電気通信業務収入が持続的に増加率を拡大し、累計で3601億元(1元は約16.6円)に達し、前年同期比6.5%増加し、増加率は前年同期を4.7ポイント、前年末を2.9ポイント、それぞれ上回った。前年の不変価格で計算した電気通信業務総量は同27.4%増の3845億元だった。同期には、中国の5Gネットワーク建設が緩やかに推進された。3月末現在、中国の4G基地局は582万ヶ所に上り、基地局全体の62.3%を占めた。5G基地局は81万9千ヶ所で、このうち1-3月に建設されたものが4万8千ヶ所に上った。人民日報が伝えた。
電気通信業務ユーザーの発展状況を見ると、3月末現在、基礎的電気通信事業者3社の5Gネットワークに接続するスマートフォン端末数が2億8500万台に上り、前年末に比べて8684万台の純増となり、携帯電話ユーザーに占める割合は17.8%だった。
同時に、固定ブロードバンドに接続するユーザーの規模が安定して増加し、ギガレベルの大容量ユーザーが拡大を続けた。3月末時点の3社の固定ネットブロードバンド接続ユーザー数は4億9700万人で、前年末比1371万人の純増だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年4月23日