中国の呼吸器疾患の専門家である鍾南山院士は、「新型コロナウイルスが人類の健康に及ぼす影響が徐々に低下していくならば、新型コロナウイルスと人類が長期的に共存していくことは可能と予想される。将来的には、インフルエンザワクチンの予防接種と同じように、新型コロナウイルスワクチンを定期的に接種するようになるだろう。とはいえ、多くの国や都市で変異ウイルスが発生している現状をかんがみると、これからの具体的な状況変化は、まだ注意深く展望し続けなければならない」と話した。中央テレビ網が伝えた。
また、鍾南山院士は、「最近の統計データによると、60歳以上の高齢者で新型コロナワクチン接種を済ませた人は数十万人に達している。高齢者は新型コロナウイルスに感染しやすいため、高齢者は一日も早く接種した方が良い」と提案した。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年5月20日