5月以降、洞庭湖や■陽湖(■は番へんにおおざと)などで降雨が続いている影響で、長江中・下流主流の水位上昇が続き、武漢など各地では、警戒水位を超える状況が生じている。水位が上昇する出水期を迎えた三峡ダムでは、長江中・下流地域の洪水対策と生態調整という二つの面での必要性を踏まえ、増水に備えた水位抑制レベルを適宜調整している。中国新聞網が伝えた。
水勢リアルタイム・モニタリングによると、6月2日午後2時の時点で、三峡ダムの水位はすでに149.40メートルまで下がり、累計放水量は、洪水調節容量の約90%に相当する196億立方メートルを上回った。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年6月3日