上空から見た河南省アートセンター(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
「金の卵」のようなゴージャスなデザインの建物が5つ並んだ河南省アートセンターが河南省鄭州市鄭東新区CBD(中央商務区)にある。この設計を担当したのはカナダの著名な建築家・Carlos Ott氏だ。建築群はいずれも古代楽器をモチーフにした抽象的な形で、中原文化と近代建築アートをうまく組み合わせている。 5つの楕円体は、河南省で出土した6500年前の古代楽器・陶塤をモチーフにし、アート壁は黄河の大きな波のしぶきのようで、中国の母なる大河・黄河を彷彿させ、中華の5000年の文明史がそこに詰まっている。また、河南省で出土した2500年前の古代管楽器・石排簫のようでもある。中間の透き通るような装飾柱は、河南省の賈湖遺跡で出土した8700年前の中国で最も古い骨笛をモチーフにしている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月16日