中国の南部と北部の地理的境界線をテーマにした中国南北地理境界線シンボルパークは、江蘇省淮安市古淮河の両岸にある。シンボルオブジェの「紅橋」は淮安の歴史的遺跡である古い橋脚を利用して建設されたもので、川のちょうど中央には地球のような球体のオブジェがデザインされており、その色は南から北に向かって、暖色から寒色へと徐々に変化している。橋の色も赤と青で塗り分けられ、地球の南北それぞれの気候的特徴を表している。この色彩の変化によって、球体の中を通り抜けた人は、南北それぞれの気候帯の変化を視覚的にとらえることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月26日