中国スポーツウェアメーカーの安踏(ANTA)は25日に北京で、2020年東京五輪の中国代表団が授賞式で着用するユニフォームを発表した。中国新聞網が伝えた。
東京五輪の中国代表団の授賞式用ユニフォームの発表会場。(写真提供は主催者)
今回ユニフォームをデザインしたのは、中国人デザイナーで初めてオスカーの「最優秀美術賞」を受賞した葉錦添氏。低めの立て襟とチャイナボタンなどで中国要素を革新的に取り入れ、スポーツウェアと完璧にマッチさせている。
東京五輪の中国代表団の授賞式用ユニフォームの発表会場。(写真提供は主催者)
安踏は水泳、体操、重量挙げ、ボクシング、レスリングなどの競技用ユニフォームも発表した。重量挙げのシューズは耐摩耗性の高い繊維が使用され、一般的な材料のものに比べて2.5倍の強度があり、1トンの荷重に耐えるという。重量挙げのユニフォームは腰をサポートするようにデザインされ、サポート機能が向上しており、重量による筋肉の損傷を防止する。レスリングのユニフォームは指がひっかかりにくい素材を使用することで、対戦相手につかまえられる機会をできるだけ少なくした。体操のユニフォームは3D立体裁断を採用し、強度の高い空中動作における空気抵抗を小さくした。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月26日