中国で建設中のうち耐水圧性能が最高で直径が最大のシールドマシンであるトンネル用超大型直径シールドマシン「聚力1号」が12日、中交天和機械設備製造有限公司でラインオフした。江陰靖江長江トンネルプロジェクトの施工に用いられる。科技日報が伝えた。
掘削直径16.09メートル、全長140メートル、重さ5000トンの聚力1号は、現行国産の中で最大直径のシールドマシンだ。ビット交換を行わず5000メートルに及ぶ長距離連続掘進を実現できるうえ、超大型直径シールドマシンによる高水圧掘進における「10本のトンネルのうち9本は水が漏れる」という世界的な難題を解決し、トンネル掘進施工の水漏れゼロを実現できる。中国の高水圧・超長距離トンネルプロジェクトの施工に新たな強力な道具を提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月13日