ユニバーサル・スタジオ・北京、3Dスキャンで翼竜園築山を構築

人民網日本語版 2021年09月03日13:47

数多くの観光客から期待されているユニバーサル・スタジオ・北京が20日、盛大に開園する。ユニバーサル・スタジオ・北京、2軒のリゾートホテル、ユニバーサル・スタジオ・北京シティウォークが正式に一般開放される。科技日報が伝えた。

最高標高49メートルで、約9000点の鋼製部品、2642枚の鉄筋網を使用し、異形構造鋼製部品最大据付重量25トン、鋼の総使用量3000トン、築山の表面積1万2700平方メートルで、さらに山の内部を全長600メートルの高速ジェットコースターが貫く。これはユニバーサル・スタジオ・北京のジュラシックパークイスラ・ヌブラル島パークを代表する建築物「翼竜園築山」だ。

「小型の模型に基づき翼竜園築山を作った。彫刻師とクリエイティブデザイナーが意思疎通を続け、築山の表面の模様と形を複数回調整し、クリエイティブの要求を満たす完成品に仕上げた」。中建二局華東公司の関係責任者によると、この築山の設計チームはまず要求に基づき土の模型を作り、山の形をシミュレートした。それから3Dスキャン技術により確認した山の模型をスキャンし、得られたデータをデータ模型にした。最後に正確なデータ模型切片により、デザイナーが築山全体の表面を2000個以上の正方形の塊に分割した。一つの塊が鉄筋溶接により作られた鉄筋網の一部となり、その後の施工中に作業員がこれらの塊を組み合わせ築山の「皮膚」にした。これらの技術的サポートにより、施工の精度が飛躍的に向上した。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年9月3日

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