1326.77キログラム!農業農村部(省)耕作地品質モニタリング保護センターが指導し、河北省科学技術庁が組織し、全国農業テクノロジー起業イノベーション連盟、華中農業大学、河北省農業農村庁、河北省農林科学院、河北工程大学などの専門家7人からなる生産量測定チームが、河北省硅谷農業テクノロジー研究院「ハイブリッド稲」高生産量モデル拠点の現場で実際に収穫・測定したところ、1ムー(約6.7アール)当たり生産量が1326.77キログラムにのぼり、稲の大面積栽培の世界記録を再更新した。科技日報が伝えた。
生産量測定チーム長を務める中国農業テクノロジー起業イノベーション連盟の栗鉄副理事長によると、モデル拠点の102ムーの稲田から無作為に3カ所(面積はそれぞれ1.014ムー、1.010ムー、1.006ムー)を選び、人の手で収穫し、機械により脱穀した。実際の収穫・測定により、1ムー当たり平均生産量が1326.77キログラムにのぼった。
農業農村部アルカリ耐性稲生物学・遺伝育種重点実験室の李新奇室長は、「これは河北省硅谷農業テクノロジー研究院と共同で行った実験プロジェクトで、故袁隆平院士が2020年12月に自ら任せたプログラムだ。袁氏は第3世代ハイブリッド稲の新品種『三優2号』と河北省硅谷農業テクノロジー研究院が協力し、種肥の強者連合の優位性を発揮し、1ムー当たり生産量1300キログラムの目標達成を目指した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月25日