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1期・1ムーあたり生産量が600キロ超、豊作を迎える広州の「袁隆平稲田」

人民網日本語版 2021年07月23日14:07

広州黄埔大吉沙島に位置する隆平稲香園で、田の中を行き来する刈取機。撮影・劉斌

広州市黄埔区大吉沙島に位置する隆平稲香園に足を踏み入れると、金色の絨毯のように広がる稲から、濃厚な香りが漂ってきた。大吉沙島の隆平稲香園に対するこれまでの生産量の測定・計算により、1期・1ムー(約6.7アール)あたり生産量がすでに最高で600キログラムを超えている。科技日報が伝えた。

中国工程院の袁隆平院士が計画を立て、立地選定を行い、名をつけた隆平国際現代農業公園には、大吉沙、長洲、深井の3エリアが含まれる。うち大吉沙エリアは隆平国際現代農業公園の1期プロジェクトで、隆平稲香園を重点的に建設するとともに、島に敷地面積160ムーの国家ハイブリッド稲実験田を設けて、第3世代ハイブリッド稲の試験栽培を開始した。

湖南省農業科学院の劉洋副研究員は、「ここでの稲の栽培は高生産量を求めるだけでなく、高品質に向かって突き進んでいる。今年の稲栽培では農薬をまったく使用せず、全過程でグリーンな管理を採用した」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年7月23日

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