北京2022年冬季パラリンピックまであと100日となった今月24日夜、中国国家水泳センター(通称、「アイスキューブ」)でカウントダウンイベントが行われ、大会の聖火リレーの計画が発表された。北京市党委員会の書記を務める、北京冬季五輪組織委員会の蔡奇会長が挨拶したほか、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長がビデオ通話で挨拶した。人民網が報じた。
蔡会長は、「北京2022年冬季オリンピック・パラリンピックは重大なシンボル的イベントだ。グリーン、インクルーシブ、オープン、クリーンという開催理念を全面的に実行し、オリンピックとパラリンピックの計画、実施を同時進行させ、十分に統一して準備を進めてきた」と語った。
パーソンズ会長は、「北京五輪組織委員会がすでに準備を整えていることを目にすることができてとてもうれしい。素晴らしい大会になるだろう。IPCは北京2022年パラリンピックに希望を膨らませており、一人でも多くの中国の障がい者がスポーツやウィンタースポーツをするようになることを願っている」と語った。
また、北京市の副市長である、北京冬季五輪組織委員会の張建東執行副会長がパラリンピックの聖火リレーの計画を発表した。聖火リレーは来年3月2日から4日にかけて、北京、延慶区、張家口の3ゾーンで行われ、ランナー約600人が採火・集火、トーチによるリレーに参加する。北京パラリンピックの聖火リレーのテーマは、「A Date with Snow and Ice, A RACE to the Future」、スローガンは「ヘルス·ジョイ·エナジー」。テーマもスローガンも北京冬季オリンピックの聖火リレーと同じで、世界で新型コロナウイルス感染症が拡大する中、世界中の障がい者が命と健康を大切にし、共に新型コロナウイルスと闘おうという願いがそこに込められている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月25日