北京市政府新聞弁公室が22日に開いた2022年北京冬季オリンピック・パラリンピック北京開催都市シリーズ記者会見の第1回会見で、北京市重大プロジェクト建設指揮部弁公室の副室長を務める丁建明報道官は、「北京ゾーンの全ての競技会場は、夏と冬の仕様を切り替える機能を備えている」と明らかにした。上観新聞が報じた。
丁報道官によると、中国国家水泳センターは、世界で初めてアイスリンクへの切り替えを実現した会場となる。また、バスケットボール競技会場である五棵松体育館はわずか6時間でアイスリンクに切り替えることができる。先日夜に、同体育館で中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の試合が行われた後、その翌日にはアイスホッケーの試合会場へと切り替えられた。
丁報道官は、「延慶ゾーンの国家アルペンスキーセンター、国家スライディングセンター、北京ゾーンのビッグエア首鋼の建設は、中国の関連のスポーツ施設の空白を埋めると同時に、ウィンタースポーツを打ちたて、管理する人材を育成することができ、リンクづくりやコース作り、雪のある高山における救護活動、サービス提供といった新たな職業が誕生した」と説明する。
大会開催期間中、選手約2300人を迎える予定の北京五輪選手村は大会後、北京人材公共賃貸住宅として、民生サービスを提供する計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月24日
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