四川省成都市の適齢期にある女子を対象としたHPVワクチンの接種開始をめぐるリモート会議が17日に成都で開かれ、「接種内容に対して理解し、接種するワクチンの種類を自分で選び、任意」という原則に基づき、13歳から14歳までの就学している女子生徒を対象に、子宮頸がんを予防する効果が証明されているHPVワクチンの接種を展開することが決まった。中国の西部エリアで適齢期にある女子を対象にHPVワクチンの接種を展開するのは成都市が初めて。2025年末をめどに、適齢期にある女子の接種率90%以上を目指す。中央テレビニュースが報じた。
女子生徒の保護者は、国産または輸入ワクチンの2価、輸入ワクチンの4価のHPVワクチンの中から1種類を選ぶことができる。財政資金から一人当たり600元(1元は約17.90円)の補助が支給される。ワクチンの差額とワクチン接種費用(1回20元)は、接種者の保護者が負担する。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月19日