2021上海都市空間デザインシーズンが11月30日に閉幕した。閉幕式で、上海、天津、長春、南京、杭州、合肥、福州、武漢、成都など52都市が共同で「『15分コミュニティ生活圏』行動・上海イニシアティブ」を発表した。新華社が報じた。
上海イニシアティブは、▽人を中心としたコンセプトへのモデル転換▽マルチに協力するコミュニティガバナンスへのモデル転換▽網羅的なデジタル化へのモデル転換という「3つのモデル転換」に取り組むことで、人の全面的な発展、社会の全面的な進歩を促進するという目標を掲げている。52都市の一致した行動は、市民全体の獲得感を最高の評価基準とし、「住みやすく、働きやすく、観光・学び・子育てに適した」都市を実現することをビジョンとしている。
上海市計画・自然資源局の徐毅松局長は、「上海は現在、『15分コミュニティ生活圏』行動を全面的に推進するうえでの実施意見と活動案を策定しているところだ。『第14次五カ年計画(2021‐25年)』という重要な時期に、行動で実施を促進し、実施の成果を上げることができるよう全力で取り組む」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月3日