中国統計局が9日に発表したデータによると、今年11月には、生産者物価指数(PPI)が前年同期比で12.9%上昇し、上昇幅は前月を0.6ポイント下回り、前月からは横ばいだった。消費者物価指数(CPI)は同2.3%上昇して上昇幅は前月を0.8ポイント上回り、前月比は0.4%上昇だった。PPIとCPIの前年同期比上昇幅の「鋏状価格差」が縮小した。新華社が伝えた。
同局都市社会経済調査司(局)の董莉娟シニア統計家は、「11月には、供給保障と価格安定の政策の実施が絶えず強化されるにつれ、石炭や金属などのエネルギー価格や原材料価格の急上昇傾向がひとまず抑制され、PPI上昇幅が縮小した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年12月10日