人民網日本語版>>社会・生活

上野動物園の双子パンダが初の一般公開 日本

人民網日本語版 2022年01月14日09:58
上野動物園の双子パンダが初の一般公開 日本
1月12日、屋外で遊ぶ双子パンダのシャオシャオとレイレイ(写真提供・上野動物園)。

日本東京都にある上野動物園で生まれた双子パンダの「暁暁(シャオシャオ、雄)」と「蕾蕾(レイレイ、雌)」が1月12日、初めて一般公開された。1月11日時点で双子パンダの体重はいずれも約14.5キログラムに達しており、すくすく成長している。人民網が伝えた。

新型コロナの影響から、上野動物園では1月11日から1月末まで臨時休園となっている。休園期間中であるものの、1月12日から14日に期間を限定して一般公開イベントが実施された。観覧については抽選を行い、観覧できるのは当選した人に限られた。

一般公開初日となった12日、上野動物園の入り口付近には開園前から長蛇の列ができていた。朝5時から並び始めたという東京都の川添尚子さんは、「シャオシャオとレイレイはとても可愛らしく、お姉ちゃんパンダのシャンシャン(香香)にとても似ている」とした。そして、「東京都でここ数日、新型コロナの感染が急速に拡大しているため、一時は公開が延期されるかと心配していたが、双子パンダを見ることができてとても嬉しい」とした。また神奈川県横浜市から来たという双子の姉妹は、「シャオシャオもレイレイもすごく可愛かった。今日は動物園に来られてとってもうれしい」と興奮気味に話した。

3日間限定一般公開の抽選倍率は348倍に達し、1日あたりの観覧人数は最大で1080人に制限されている。当選した人々も、その観覧時間はわずか1分間ほど。それでも可愛らしい様子のシャオシャオとレイレイを目にした人々は皆、満足げな笑みを浮かべていた。

上野動物園教育普及課の大橋直哉課長はメディアの取材に対し、「新型コロナの影響から、シャオシャオとレイレイが誕生した際、中国のパンダ専門家が来日できなかった。我々は中国の専門家とテレビ会議などのオンラインによるコミュニケーションを通じて、ともにパンダたちの成長を見守ってきた」とした。

ジャイアントパンダのシャオシャオとレイレイは2021年6月23日に生まれた。これは上野動物園にとって初めてとなる双子パンダの誕生だった。2021年8月に、上野動物園は赤ちゃんパンダ2頭の名前の一般募集を行い、19万組以上の名前候補の応募があった。その中から、「夜明けの光が差し、明るくなる」という意味の「暁暁(シャオシャオ)」と「蕾から美しい花を咲かせ、未来へつながっていく」という意味が込められた「蕾蕾(レイレイ)」が選ばれた。(編集TG)

「人民網日本語版」2022年1月14日

 1 2 3 4 5 6 7次ページ

関連記事

おすすめ写真

コメント

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治