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中国、2021年における21歳から35歳までの女性の数が約300万人減少

人民網日本語版 2022年01月19日14:02

中国国家統計局人口・就業統計司の王萍萍司長は18日、2021年における人口自然増加率が1000人当たり0.34と、2020年の1.45から大幅に低下したことを明らかにした。中国経済網が報じた。

2021年、中国の人口は増加したものの、増加ペースは鈍化する一方となり、高齢化が深刻になった。また、都市化の水準も安定して向上した。

2021年末の時点で、中国全土の人口は14億1260万人で、2020年末と比べて48万人増加した。年間出生数は1062万人で、2020年に比べて140万人減少した。死者数は1014万人で、2020年に比べて16万人増加した。2021年の出生率は1000人当たり7.52で、2020年に比べて1.00下がった。死亡率は1000人当たり7.18で、2020年に比べて0.11上昇した。

2011年から2021年までの中国全土の人口数と自然増加率

2021年の人口自然増加率は1000人当たり0.34と、2020年に比べて1.11低下した。人口の増加ペースが鈍化する一方となっているのは、出生数が減少の一途をたどっているためだ。それには主に2つの原因がある。まず、15歳から49歳までの出産適齢期の女性が減少の一途をたどっている点だ。例えば、2021年、同年齢層の女性は2020年と比べて約500万人減少した。うち、21歳から35歳までの女性は約300万人減少した。次に、出産水準が下降の一途をたどっている点だ。出産に対する観念の変化や初婚、初産の年齢の高まり(10年で約2歳高まる)といった、さまざまな要素の影響で、2021年において出産適齢期の女性の合計特殊出生率が引き続き下降した。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年1月19日

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