重慶生産力促進センターが27日に明らかにしたところによると、同センターは重報ビッグデータ研究院、重慶市科学技術情報学会と共同で、「重慶科学技術イノベーション指数報告書2021」を発表した。同報告書によると、重慶市の2020年の総合科学技術イノベーション指数は前年比0.88ポイント増の72.61%で、23区・県の科学技術イノベーション指数が幅こそ異なるがそれぞれ上昇した。「中国地域科学技術イノベーション評価報告書2021」を見ると、重慶市の総合科学技術イノベーション水準指数が引き続き全国7位をキープした。科技日報が伝えた。
同報告書は科学技術イノベーション環境、科学技術イノベーション投入、科学技術イノベーション産出、ハイテクの産業化、科学技術による経済発展促進という5つの1級指標、研究開発投入強度など17の2級指標により、重慶市と38区・県のイノベーション水準を分析・比較した。これは市全体の科学技術イノベーションの発展水準とその動きを客観的に反映し、区・県の科学技術イノベーションの発展を科学的に誘導する重要な参考材料だ。
重慶生産力促進センターの関係責任者は、「科学技術イノベーション投入指数の評価を見ると、市全体の科学技術イノベーション投入水準は2020年に安定的に向上した。科学技術イノベーション投入指数は前年比3.61ポイント増の80.42%にのぼった。江北区、九竜坡区、長寿区、璧山区、大渡口区、渝北区、巴南区、永川区、北碚区、南岸区、涪陵区が市全体の平均水準を上回り、トップ11を占めた」と述べた。
また同報告書によると、重慶市の科学技術イノベーション環境は2020年に持続的に最適化され、科学技術イノベーション環境指数は前年比3.28ポイント増の82.46%にのぼった。渝北区、北碚区、南岸区、沙坪壩区、江北区、九竜坡区、涪陵区、巴南区、永川区が市全体の平均水準を上回り、トップ9を占めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月28日