第14次五カ年計画(2021-25年)の幸先の良いスタートを切り、中国のグローバルイノベーション指数が世界12位に浮上▽基礎先端分野で重要なオリジナルの成果を上げ、世界で初めて実験室内でデンプンの人工合成に成功▽戦略的ハイテクに新たな進展があり、火星探査機「天問1号」が火星の旅を開始▽「羲和号」が太陽探査のゼロからのスタートを実現▽有人宇宙船「神舟13号」とコアモジュール「天和」がドッキングに成功し、深海潜水船「海斗1号」が複数の世界記録を更新した。2022年全国科学技術活動会議が北京市で6日、ビデオ会議の形式で行われた。会議は昨年の科学技術活動を総括し、今年の重点任務を策定した。新華社が伝えた。
同会議によると、2021年は第14次五カ年計画のスタートの年で、全国の科学技術界は党中央・国務院の重要政策方針を断固実行し、各種任務の着実な実行を推進した。科学技術イノベーションが感染対策、質の高い発展の推進、新たな発展構造の構築、国家安全保障において重要な役割を果たし、第14次五カ年計画の幸先の良いスタートを切った。グローバルイノベーション指数が世界12位に浮上した。
科学技術部(省)の王志剛部長は活動報告の中で、「今年の科学技術活動は「4つの向け」(世界のテクノロジーの先端に向け、経済の主戦場に向け、国の重要な需要に向け、国民の命の健康に向け)を堅持し、高水準の科学技術自立自強の実現加速を目標とし、科学技術政策を着実に実行に移すことをテーマに、科学技術改革3カ年攻略プランを主線とする。政府の職能転換、改革の深化を加速させ、統一的計画と協調をしっかり行い、国家戦略的科学技術力と基礎研究の強化、基幹コア技術攻略をしっかり行う。企業のイノベーションの主体としての地位と科学技術人材の育成を強化し、科学技術イノベーション環境の最適化と開放・協力の拡大に取り組む。科学技術イノベーションの全体的な効果を高め、国家発展・安全に対する科学技術の戦略的サポート的役割を発揮する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月7日