中央広播電視総台の春晩(春節<旧正月、2022年は2月1日>を祝う中国の国民的年越し番組)は29日、5回目のリハーサルが行われた。主演者から裏方まで関係者全員のあふれ出る熱意、流れるようにスムーズなプログラム構成、緩急のついた演出に、現場ではしきりに拍手が起こり、笑い声が絶えなかった。これにより、今年の春晩はすべてのリハーサルを終了し、大晦日(2022年は1月31日)の放送に向けてすべての準備が整った。大晦日の夜、世界中の視聴者に丁寧に作り込まれた、盛り上がること必至の、素晴らしい文化的なごちそうを提供することになる。
今年の春晩は「新たな長征の道のりで新春を迎える曲、中国の新しい年の歓喜の歌」がテーマで、中国共産党創立100周年、農村振興、生態文明、冬季五輪、中国の宇宙飛行などの重要なテーマを取り上げ、プログラムの素材選び、内容の創作、表現方法ではさまざまな年代の視聴者のニーズを十分に考慮した。老壮青の3世代の文化芸術関係者がスタジオに勢揃いし、全国の国民とともに過ぎゆく年に別れを告げて新しい年を迎え入れ、長寿を願い幸福を祈り、楽しさと喜びにあふれた年越しのおめでたいムードに花を添える。
歌やダンスのプログラムは題材が豊富で、メロディは優雅で美しく、深い情感が込められ、エネルギーと喜びに満ちている。コント・漫才系の演目は人々の生活に根ざし、民生の注目の話題を取り上げ、家族愛や友情を描くものとなる。現場を守り抜く医療関係者や新時代の起業家など、際だった活躍をした人々のイメージを表現すると同時に、視聴者にたくさんの笑顔と感動を届けることになる。
テクノロジーとアートの深い融合も今年の春晩の注目点の1つだ。初めてLEDスクリーンによる全方位720度ドーム型画像モニタリングシステムが採用され、これに拡張現実(AR)やクロスリアリティ(XR、現実世界と仮想世界との融合)などのテクノロジーの応用が加わり、没入式で境界のない(バウンダリレス)立体的な舞台環境が構築され、8K超高精細チャンネルによる生放送が行われるなどして、視聴者はこれまでにない新しい視覚と聴覚の世界を体験することになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月31日
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