北京市は28日、無人の自動運転車で人を運ぶモデル応用を許可する通知書を発表し、これにより「運転席が空席の車が走る」がついに現実のものになった。中国新聞網が伝えた。
北京市スマートコネクテッドカー政策の関連規定に基づき、通知書を受け取ったモデル応用の主体は、北京市ハイレベル自動運転モデルエリアの60平方キロメートルの範囲内の公道において、無人の自動運転車で人を運ぶモデル応用を実施することが可能になった。
百度(バイドゥ)は応用の実施を許可された主体リスト第1弾に入り、百度傘下の自動運転交通サービスプラットフォーム「蘿蔔快跑」も無人自動運転車による交通サービスを正式にスタートした。百度はまず最初の無人自動運転車10台を投入し、今後さらに30台を投入する計画という。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年4月29日