四川キンシコウ(画像提供は中国科学院)
「中国生物種リスト」2022年版が22日、正式にオンラインで発表された。13万8293種の生物種及び種以下の分類単位が収録された。うち種は125034種で、種以下の分類単位は13259種。2022年版の生物種及び種以下の分類単位は2021年版より1万343種増加した。人民網が伝えた。
うち動物界脊椎動物門の哺乳綱、爬虫綱、両生綱が全体的に更新され、279種増加した。節足動物門の昆虫綱は7498種増、蛛形綱は119種増。植物界は794種増。真菌界は1274種増。
専門家によると、生物種は大自然における最も重要な分類単位だ。一国の種リストは国土に存在する種の数量を直接反映するだけでなく、その国の生物多様性の豊富度も示している。中国の生物多様性を全体調査し、中国による「生物多様性条約」の履行を支援し、関連学科の基礎研究を促進するため、2008年より、中国科学院生物多様性委員会は国内の200人超の専門家を組織し、中国生物種データを全面的かつ体系的に収集・整理・公開している。すべてのデータが分類学専門家の審査・確認を受けている。最終的にまとめられた「中国生物種リスト」は、年間リストとして公開されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年5月24日