南国フルーツのドリアンは、その栄養価の高さから、「果物の王様」と呼ばれている。しかしその独特過ぎる臭いから、好き嫌いがはっきり分かれる果物でもある。
タイではこのほど、「臭くないドリアン」が発売された。ナコーンラーチャシーマー県東北部で生産されたこのドリアンは、ゴールデンピロードリアンの一種で、タイ政府から地理的表示(GI)製品の認定を取得済みだ。
ドリアンは東南アジア諸国でとても人気があるが、一部の都市では、公共交通機関に持ち込むことやホテルの客室で食べることを明確に禁じている。
このニュースを見たネットユーザーからは、「臭くないドリアンなんて、ドリアンとしての魂を失っちゃってる」というコメントが寄せられている一方で、「これまで強烈な臭いのせいで食べられなかったが、臭くないなら一度は食べてみたいかも」というコメントも寄せられている。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年7月27日