2020年5月14日、東方航空に引き渡し予定の1機目C919の試験飛行が無事完了した。
中国商用飛機有限責任公司が24日に明らかにしたところによると、大型旅客機「C919」のテスト飛行機6機がすべてのテスト飛行任務を無事に完了した。これはC919の耐空証明取得作業が正式に最終段階に入ったことを示している。人民日報が伝えた。
テスト飛行は新型旅客機の型式証明取得の重要な構成部分であり、航空機の設計が耐空性要件を満たすことを証明する重要な手段の一つだ。テスト飛行により航空機の設計思想と技術ロードマップを検証し、航空機の安全性と信頼性が耐空規則の要求を満たすことを物語るものだ。テスト飛行機6機がすべてのテスト飛行任務を完了したことは、C919大型旅客機プロジェクトの研究・製造における重要な段階的勝利だ。
C919は中国が国際民間航空条約に基づき独自に研究・製造した、独自の知的財産権を持つ大型民間ジェット旅客機だ。2015年11月に総組立を完了しラインオフし、2017年5月に初飛行に成功した。現在まで28社の顧客から815機を受注している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年7月25日