宇宙遠洋計測船「遠望3号」、海上計測制御任務を開始

人民網日本語版 2022年08月23日13:37

宇宙遠洋計測船「遠望3号」は8月22日午前9時頃に中国衛星海上計測制御部の埠頭をゆっくり離れ、任務海域の海上計測制御任務に向かった。科技日報が伝えた。

科学技術者は今回の出発前に、船内計測制御設備の全面的な検査・修理・テストを行った上、的を絞った任務の実働訓練をしっかりと展開し、順調な出航に向けて確かな基礎を固めた。

遠望3号は今年に入り、累計航海日数はすでに70日余りにのぼっており、有人宇宙船「神舟14号」の飛行任務を始めとする3回の海上計測制御任務を順調に行い、遠望号史上初となる1隻による100回以上の任務遂行、すべての任務成功という成果を上げた。

遠望3号は中国が独自に設計・建造した第2世代宇宙遠洋計測船で、主にロケットの低中高軌道衛星・宇宙船及び宇宙ステーションなどの目標の海上計測制御・通信任務を担当する。20数年にわたり遠洋航行を60回以上実施し、神舟、嫦娥、北斗を始めとする100回余りの海上計測制御任務を順調に行った。計測制御の成功率は100%に達した。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年8月23日

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