「中国はこのほど、関連データを発表し、2022年1-8月の経済情勢に関して報告した。」
▷消費市場の運営状況
8月の社会消費財小売総額は前年同期比5.4%増の3兆6258億元で、伸び率が前月を2.7ポイント上回った。前月比では0.05%減。8月の自動車を除く消費財小売額は4.3%増の3兆2283億元だった。
1-8月の社会消費財小売総額は前年同期比0.5%増の28兆2560億元。うち自動車を除く消費財小売額は0.7%増の25兆3662億元。
▷対外貿易の状況
今年1-8月には、中国の輸出入総額が前年同期比10.1%増の27兆3千億元に達した。そのうち輸出は同14.2%増の15兆4800億元、輸入は同5.2%増の11兆8200億元、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3兆6600億元の黒字で、黒字額は同58.2%拡大した。
8月の輸出入総額は同8.6%増の3兆7100億元だった。そのうち輸出は同11.8%増の2兆1200億元、輸入は同4.6%増の1兆5900億元、貿易収支は5359億1千万元の黒字で、黒字額は同40.4%拡大した。
▷外資導入の状況
2022年1-8月には、全国の実行ベース外資導入額が比較可能なデータで前年同期比16.4%増の8927億4千万元となり、米ドル換算では同20.2%増の1384億1千万ドルだった。
▷対外投資の状況
今年1-8月には中国の金融分野を除く対外直接投資が前年同期比7.2%増の4927億6千万元に上り、増加率は1-7月を2.8ポイント上回った。米ドル換算では同5.8%増の751億1千万ドルだった。
▷関連データ
■8月の製造業PMIが49.4%に回復上昇
今年8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.4ポイント上昇して49.4%となり、製造業の景気レベルが回復上昇したことを示した。
■10年間の中国GDP平均成長率6.6% 世界経済成長への寄与度30%
2013年から2021年までの間に、中国の国内総生産(GDP)年平均成長率は6.6%となり、同期の世界の2.6%や発展途上のエコノミーの3.7%を上回った。中国の世界経済成長への寄与度は平均で30%を超え、世界一だった。
年間平均レートで計算すると、21年の中国経済規模が世界経済に占める割合は18.5%に達し、12年より7.2ポイント上昇して、世界2位だった。21年の平均GDPは8万976元、物価要因を考慮した実質値で12年比69.7%増加し、年平均成長率は6.1%だった。(編集JZ)
「人民網日本語版」2022年9月23日