開催中の第7回中国-アジア欧州博覧会で20日、「協力は未来に向かう-企業誘致・資本導入重点プロジェクト調印式」が行なわれた。これまでに博覧会で募集・契約されたプロジェクトは365件に上り、契約金額は9600億元(1元は約20.4円)を超え、第6回に比べて2.57倍増加し、同博覧会での最高を更新した。そのうち同調印式で契約されたプロジェクトは55件あり、契約金額は4900億元に迫った。中国新聞社が伝えた。
具体的なプロジェクトの内容を見ると、今回は第一次産業のプロジェクトの調印金額が2.53%を占め、第二次産業は83.61%、第三次産業は13.86%だった。主要投資分野はエネルギー・電力、石油・石油化学工業、石炭・石炭化学工業、新エネルギー、新材料などだった。
投資する企業の規模を見ると、今回の契約プロジェクトのうち、世界のトップ500社によるものが24件、契約金額は867億5100万元に上り、8.96%を占めた。中国企業トップ500社によるものが19件、契約金額は705億100万元で、7.28%を占めた。
契約されたプロジェクトの実施地域を見ると、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の北部地域でのプロジェクトが211件で契約金額は4457億元を超え、契約金額のうち46.05%を占めた。同自治区の南部地域(吐魯番<トルファン>、哈密<ハミ>を含む)でのプロジェクトは154件で契約金額は5220億元に達し、53.95%を占めた。投資する企業の所在地を見ると、今回の契約プロジェクトのうち、同自治区以外の省・直轄市の企業が契約したものが283件に上り、企業の主な所在地は北京市、広東省、浙江省、山東省など29省市に上った。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月21日