中国企業が建設を請け負ったカタール・アルハサ800MW太陽光発電所の稼働セレモニーが現地時間18日、行われた。カタールのタミーム首長(国家元首)、ハリード首相兼内務大臣ら高官が同セレモニーに出席した。中央テレビニュースが伝えた。
アルハサ太陽光発電所は、カタール初の非化石燃料発電所であり、中東地域最大の太陽光発電所の一つでもある。その完成・稼働開始はカタールの新エネ産業の発展にとって画期的な意義を持つ。これはカタールの「グリーンなW杯」の開催という約束を実現するための重要な措置でもある。
カタールの首都ドーハから西に80キロメートル離れた砂漠地帯に位置するアルハサ太陽光発電所は、敷地面積は10平方キロメートルで、200万枚以上のソーラーパネルを設置し、現地の恵まれた光熱資源を利用し発電する。中国企業はさらに技術イノベーションにより、自動化ロボットアームを使い電池パネルを清掃し、生産効率を大幅に上げることにより発電所の発電量が20%向上した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月21日