
ドローンのカメラで地上を見下ろし、数字の0から9に似た形の建築物を撮影して、「数字で見る杭州」という形で紹介できないだろうかというアイデアを思いついたのは杭州市在住の男性・周佳偉さん(29)。彼はこのアイデアを実際に行動に移して、まるまる1ヶ月をかけて、作品として完成させた。

市内で10枚の写真を撮影すること自体にはそれほど時間はかからなかった。周さんは完成までにかかった1ヶ月間の多くを、地図ソフトを駆使してぴったりした形の建築物を探すこととそれらを記録して、そこまでの飛行ルートを考えるのに費やした。そして晴れになるのを待って、撮影に出かけた。


周さんは、「大学では建築を学び、卒業後は設計士になった。仕事でドローンを使い、航空撮影に触れる機会があった。他の都市でも同じような写真を撮りたいと思ったら、自分の経験から言えることは、しっかり準備さえすれば、必ず可能だということだ」と話した。


周さんは0から9までの数字に見える建築物を撮影する中で、2と4の形をした建築物は少なく、割合見つけにくいことに気づいたという。


撮影した10枚の写真のうち、「一番気に入っているのは6」と周さん。これは浙江音楽学院の建物を撮影したもので、建築物に生き生きした活力がみなぎり、見た人をわくわくした楽しい気持ちにさせてくれる。


周さんはこの「数字で見る杭州」シリーズのほか、これまでに「円形建築物で見る杭州」も撮影しており、今後は「高架で見る杭州」シリーズに挑戦したいと語った。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年10月26日
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