どんな人がキラキラしていると感じる？青年6割が「自立し自信に満ちた人」

中国青年報社社会調査センターがこのほど問巻網と共同で青年3210人を対象に実施した「青春の力調査」によると、ここ数年で目にした最も印象的な「青春を感じる姿」は、流れに逆行するかのように新型コロナウイルス感染症との闘いの最前線に赴き、自分の持ち場に立ち続ける防疫スタッフだということが明らかになった。では、青年たちの目には、どのような人がキラキラと輝いていたのだろうか？回答者の61.1％が「自立した人格で、確固たる自信を持っている」人と答えたほか、7割以上が「自分の姿が中国のイメージ」であることに「同意する」と答えた。中国青年報が報じた。

四川省達州市出身で、00後(2000年以降生まれ)の孫凱さんは昨年の冬休み、ボランティアとして地元で新型コロナウイルス対策活動に参加し、第一線に立つ防疫スタッフの苦労をしみじみ感じたといい、「当時、とても寒く、1日中立っていなければならない時も多かった。でも、誰もしりごみすることなく、自分の持ち場を守り続けた。そのような確固とした精神に敬服させられた」と語る。

調査では、ここ数年で目にした最も印象的な「青春を感じる姿は？」という質問に、回答者の63.6％が「新型コロナウイルス感染症との闘いの第一線に立ち続け、『人民至上、生命至上』という精神を示した美しい逆行者」と答えた。以下、56.6％が「五輪などの国際大会で勇敢に先を争い、好成績を次々と収めた中国のアスリート」、55.2％が「河南省の豪雨災害や重慶の山火事といった緊急時に、現場に向かった消防隊員や兵士、武装警察など」と答えた。

ではどのような人がキラキラと輝いているのだろうか？調査では、回答者の61.1％が「自立した人格で、確固たる自信を持っている人」、60.3％が「困難に負けることなく立ち向かい、前方に向かっていく人」、56.8％が「責任感がある人」と答えた。

また52.4％が「卓越性を追求し、こだわり続ける人」、52.2％が「夢や抱負がある人」、52.0％が「平凡なポストで非凡なことをやり遂げる人」、51.1％が「見返りを求めずに、無私の気持ちで奉仕している人」、48.4％が「知識や教養がある人」、24.7％が「リーダーシップのある人」、9.8％「ルックスがいい人」と答えた。

さらに「『自分の姿が中国のイメージ』に同意するか？」との質問には、7割以上が「同意する」と答え、「同意しない」という回答は5.3％にとどまった。

四川省成都市に住む95後(1995－99年生まれ)の王楽さんは、「近代、たくさんの英雄が確固とした信念を抱き、人々を救うことを自分の務めとする使命感と責任感を抱き、様々な困難と闘うために奮闘してくれたおかげで、今の幸福な生活がある。今の青年も同じくとても責任感と使命感がある世代だ。一部の今の若者はネット上でうっぷん晴らしをしているものの、本当に大きな問題に直面した場合には、同じように何も惜しむことなく、全力で自分に任された任務を果たす。国や社会には私達のことを100％信じてほしい」と語る。

回答者のうち、都市別で見ると一線都市が31.7％、二線都市が35.5％、三・四線都市が23.9％、県の行政中心地・小都市が7.0％、農村が1.9％を占めた。（編集KN）

「人民網日本語版」2022年11月18日